UCDI®FEED
世界の水産資源を守る。
深刻化する水産資源の枯渇化。いつまでも海の恵みを絶やさぬこと、私たちの願いです。
海の「魚」は枯渇傾向、養殖技術の革新が鍵を握る
欧米での健康志向の拡大、中国を始めとした所得の増大によって、「魚」の需要が急速に拡大し、世界の1人当たり年間水産物消費量は、この50年間で2倍に増加。今後も、世界的な人口増加によって、「魚」の需要は今後も拡大することが予想されています。
一方、海に住む「魚」の数は減少傾向にあります。最新版の国連食糧農業機関(FAO)資源評価では、乱獲・枯渇状態にある魚が世界全体の約30%。これ以上捕ると資源が減少する魚が全体の60%を占めます。今後も漁獲量を増やせる可能性がある資源はわずか10%です。
90年代以降養殖の比重が年々増加傾向にあるものの、世界の需要に応えるためには、養殖水産物を現在に比べ2050年までに3000万トンという途方もない量を増やす必要があるとされています。
UCDI®FEED
UCDI®フィードは、水産分野と畜産分野における飼料用動物性蛋白原料です。まずは、水産養殖飼料原料の主成分「魚粉」の代替原料として期待されています。
農林水産省(水産庁)は、2019年より「水素菌を用いた国産魚粉代替品開発事業」3年計画でスタート。私たちはUCDI®フィードのサンプル提供、生産プロセスの技術開発の役割で事業に参画しています。私たちは、UCDI®フィードの技術開発を通して、国内での事業だけに留まらず、世界中の水産資源を守るために貢献してまいります。